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魚と蝶でなんて読む?

サカナとチョウ。漢字の問題です。ヒラヒラしたイメージをするでしょうか?

正解はカレイ(魚+葉=鰈)なのですが、もう一つ同じ読みの漢字がありました。

魚好き、釣り好き、漢字に詳しい方には簡単な問題でしたね。ここでは「カレイ」に焦点を当てて

お伝えします!

「カレイ(鰈)とは」

カレイは、水深100メートルの浅瀬から1000メートルの深海まで幅広い水域に生息しています。

この魚は非常に平たい体形をしており、特徴的に両目が体の右側に位置しています。

この特性により、「左ヒラメに右カレイ」という表現が使われることがあります。

また、カレイは周囲の環境に合わせて体表の色を変えることができ、砂や泥に似た色で身を隠すことが可能です。

ヒラメとよく比較されるカレイですが、ヒラメが比較的素早く動くのに対して、カレイは砂底でじっとしていることが多く、のんびりとした性格のようですよ。

さらに、カレイはヒラメよりも長寿で、中には50年以上生きる種もいるそうで驚きです。

この長寿性と成長の遅さから、ヒラメに比べて養殖には不向きなんだとか。

また、調べていくと「鰈魚」でもカレイ(カレとも読む)と読めるそうです。

名前の由来

カレイの名前の由来は諸説あります。

もともとは体の色が枯れ葉のようであり、形がエイに似ているため「カラエイ」と呼ばれていたとされます。

時間が経つにつれて、この呼び名が変化し「カレイ」という名称になったと言われています。

漢字では「鰈」と書かれ、これは葉のように平たい魚という意味を持っています。

同様に、ヒラメは「鮃」と書かれ、これも平たい魚を意味しています。

このように、両者の名前には平たい体形を指す共通点があるのが興味深いですね。

ナゼ魚に蝶なのか

漢字「蝶」の「つくり」部分は、「薄い・ひらひら」という意味を持っています

これは蝶の羽が薄く、ひらひらとしていることにちなんでいるからなんですね

この概念を応用すると、例えば「草」に関連した薄いものは「葉」を指すことから、「魚」に関連した薄いものは「鰈(カレイ)」となるわけです。

カレイの種類

日本では数十種類のカレイが獲れ、ほとんどの種類が食用として利用されています。

特に人気が高く、市場でよく見かけるのはマガレイ、メイタガレイ、マコガレイ、カラスガレイなどです。

また、ホシガレイ、マツカワ、ヤナギムシガレイなど、高級とされるカレイも日本の食文化の中で重要な役割を果たしています。

美味しいカレイの特徴は?

美味しいカレイを選ぶ際は、表面が光沢がありふっくらとして張りのあるものを選ぶと良いでしょう。

さらに、目が白く濁っていないカレイは新鮮です。

カレイの有名な産地はどこ?

カレイの主要な産地には、北海道、青森県、島根県、岩手県、宮城県など、漁獲量が多い地域が挙げられます。

特に北海道からは巨大なマツカワの「王鰈(おうちょう)」が、また大分県では漁獲量は少ないものの、非常に美味しいと評判の「城下カレイ」が知られています。

さらに島根県では、ソウハチガレイ、ムシガレイ、ヤナギムシガレイが「どんちっちカレイ」として名付けられ、多く水揚げされています。

これらの地域では、地元のブランドカレイが存在し、各地の特色を反映しています。

カレイの旬はいつ?

カレイの旬は、主に産卵前に卵を持つ「子持ちカレイ」が獲れる時期を指しますが、カレイの種類によってその時期は異なります。

そのため、年間を通じて何らかの種類のカレイが旬を迎えているのです。

例えば、メイタガレイやクロガシラガレイは春から夏にかけてが旬です。

一方で、秋から冬にかけてはイシガレイ、マガレイ、ヤナギムシガレイなどが旬を迎えます。

このように、季節に応じて様々な種類のカレイが旬を迎えるため、一年中美味しいカレイを楽しむことができます。

カレイの美味しい食べ方は?

カレイは種類によって美味しく食べる方法が異なり、多彩な料理で楽しむことができる魚です。

特に人気のある食べ方には以下のようなものがあります。

カレイのあっさりとした白身はクセがなく、多くの調理法や調味料とよく合いますが、特に煮つけはカレイを味わうのにおすすめの方法です。

カレイ自体の淡泊な風味は、甘辛い煮汁で引き立てられ、絶妙な味わいを引き出します。

まとめ

ここでは「カレイ」にまつわる漢字や名前の由来から、有名産地や旬、美味しい食べ方などのカレイに関する基本的な知識をお話しました。

カレイはスーパーマーケットなどで一年中安く手に入り、馴染みの深い魚です。

特に煮付けとの相性が抜群ということで、さっそくお試しになってはいかがでしょうか?

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