いまや冷凍食品は種類も豊富でおいしく、普段の食事やお弁当には欠かせないものとなってきました!

そこで、温め方により「ベチャッとなってしまう」か「いまいちサクッと仕上がらない」と困ることが

多いのが揚げ物ですよね。ここではおかずやおやつにも大人気の「冷凍コロッケ」がサクサクに仕上がる

方法をお伝えします!!

冷凍コロッケの正しい揚げ方のコツ

冷凍コロッケの基本の揚げ方をポイントにまとめました。

  • コロッケは解凍せず、冷凍のままで揚げましょう。
  • 油の温度は中温(170~180度)を保ちます。
  • コロッケの衣が固まるまで、動かさないでください。
  • 揚げ時間は約4分から5分です。
  • 中温とは、油に細かい泡がシュワシュワと出る程度を指します。
  • 冷凍状態で揚げることで、コロッケが破裂するのを防げます。

コロッケを一度にたくさん揚げると油の温度が下がるため、少量ずつ揚げることが成功のコツです!

冷凍コロッケを油少なめでフライパンで揚げ焼きにする方法

こちらはフライパンを使って、少量の油でコロッケを揚げ焼きする方法です。

  1. フライパンに油を浅く引きます。
  2. 冷凍コロッケを凍ったままフライパンに並べます。
  3. コロッケが半分から2/3ほど浸かるように上からさらに油を足します。
  4. フライパンを中火に設定し、加熱を始めます。
  5. コロッケが香ばしくなり、焼き目がついたら反転させます。
  6. 両面に焼き目がつくまで焼き続けます。

この方法では使用する油の量を抑えることができ、油を冷たい状態から加熱するため、温度の管理も必要ありませ

ただ、従来の揚げる方法とは異なり、揚げ焼きに近い調理のため、見た目が少し変わるかもしれませんね。

油を節約したい時、カロリーカットには特におすすめの調理法です。

揚げたくない方へ:電子レンジとフライパンの調理法

こちらは揚げ物が苦手な人に向けた、電子レンジとフライパンを使った手軽な調理方法です。

  1. コロッケを電子レンジで加熱します。600Wのレンジで1個につき約40秒が目安です。
  2. フライパンにたっぷりの油を引いて、コロッケの衣が色づくまで揚げ焼きにします。

この方法は電子レンジで予め温めることで、中が温かいまま調理ができます。

また、揚げ焼きにより手軽に調理が可能ですが、衣の立体感が少し失われることや、焼き目が均一でない可能性がある点は考慮が必要です。

揚げたくない方へ:電子レンジとオーブントースターの調理法

こちらも揚げ物が苦手な人や油を少なめにしたい人におすすめの、オーブントースターを使用した調理方法です。

  1. コロッケを電子レンジで加熱します。600Wのレンジを使用し、1個あたり40秒が目安です。
  2. オーブントースターのトレイにアルミホイルを敷きます。
  3. オーブントースターでコロッケを約10分から15分、1000Wおよび230度で焼きます。焦げるのが気になるようでしたら、アルミホイルを被せて焼き加減を調整してみてください。

この方法では電子レンジで予熱することで、中が冷たいままという問題を避けることができます

オーブントースターでは焼き色がつきにくいため、見た目が多少劣るかもしれません。

また、焼く前に表面に少し油を塗ることで、焼き色がよりつきやすくなり、食感もサクサクに仕上がります

この方法でしたらお子さんもチャレンジできるかもしれませんね。

冷凍コロッケで失敗する原因はなに?

多くの人が「冷凍コロッケの調理は失敗しやすい」と感じているかもしれませんね。

ここで、冷凍コロッケを使った際に失敗する主な原因をまとめてみました。こちらを参考にしてみてください。

破裂の原因:水分と形のいびつさ

冷凍コロッケが破裂することはありがちな失敗のひとつですね。この破裂は主に水分と形のいびつさが原因です。

解凍されたコロッケは水分を多く含むため、破裂しやすくなります。水分をしっかりと除去することで、破裂を防ぐことができます。

手作りコロッケの場合、形が不均一であったり、衣が均等についていなかったりすることがあるため、これも破裂の原因となりますので、形を整え、衣を均一につけることが重要です。

ベチャッとする原因:調理温度が低い

揚げ物をサクサクにしたいのに、仕上がりがベタベタすることもしばしばありますね。

調理時の油の温度が低すぎると、料理がべちゃっとしてしまいます。特に冷凍コロッケは、170℃から180℃の油温で揚げることで、理想的な仕上がりが得られます。

また、多くのコロッケを一度に揚げると油温が急激に下がるため、数を少なめにして順番に揚げると良いでしょう。

中心が冷たい原因:調理温度が高い

外はきれいに揚がっているのに、食べてみると中が冷たいままという失敗はよくあります。

これは、油の温度が高すぎるために表面だけが急速に加熱され、中まで熱が通らないことが原因です。

そのため、外はサクサクでも中が冷たいという状態になります。

解決するには、適切な調理温度と時間を守ることが大切です。適正な温度でじっくりと揚げることで、中までしっかりと熱を通すことができます。

まとめ

今回は「冷凍コロッケ」に焦点を当ててお話しましたが、美味しく揚げる(仕上げる)コツがおわかりいただけましたでしょうか?

今では、電子レンジで簡単に”サクッ”と仕上がる製法になっているかと思いますが、手作りされたものを冷凍保存し、また使うときのご参考にしていただけたらと思います。